大砲とスタンプレビュー
出ました、大砲とスタンプ3巻!
いよいよもって、判らなくなってきました、この漫画。(笑)表紙を見ると絵柄が「今時」なのと、タイトルがちょっと意味わからない系なのとで、間違って買ってしまう人も多いと思われますが、この漫画、結構「ちゃんとした」戦争漫画です。
設定としては、陸・海・空などの軍隊の他に、補給や人事など、事務仕事一切を担当する「兵站軍」が存在する国で、前線に出ず書類と格闘する彼らが「紙の兵隊」と揶揄されながらも彼らなりの戦いを繰り広げる・・・というものです。
まぁ、イメージしづらければ、会社の人事部と総務部を足した様な存在ですね。
なにしろ戦争なので、不条理な事もあれば、壊れたキャラクターも登場します。
2重スパイと言うよりは「自分のことしか考えない」スィナンと言い、勲章の事しか頭にないコースチャ、そして今回、殺人マシーン・ユースフが登場しました。
彼らは、自分の価値観に従ってしか行動しませんから、まぁ、全くストーリーの展開が読めませんよね。
おっと、忘れていた?自分たちは「書類で戦争をしているんだ」と言い放つマルチナ、主人公の貫禄、十分ですよね。